

画像提供:ビュッフェ・グループ・ジャパン(金管楽器)
ブラスバンドの配置図
ここで紹介した配置図は、英国をはじめヨーロッパで多く用いられている配置です。この通りでなくてはならない訳ではありませんが、 多くのバンドが採用している一般的な配置です。 椅子はコの字型や台型ではなく馬蹄形(馬の蹄につける金具。Ωのような型)に配置し、中心に音を集めるように演奏します。 音を中心に集めることで、金管楽器の生の音が客席に直接当たらないようにしています。 また主要な選手権では、皆ブラインド審査なので、演奏者の顔が内側を向いていて見えない等の審査批評もありません。 但し、エンターテインメント・コンテストや通常のコンサートでは若干コルネットとユーフォニアムの間を開けて、奏者の顔や指が見える等の工夫をしているバンドもあります。 また、椅子と椅子の間が出来るだけ離れない(ベースも含め、演奏困難なトロンボーン以外ほぼくっついている)ように並べるのも、ブラスバンドの配置の特徴のひとつとも言えるでしょう。